確定申告(配当)
2016-02-17
今年も確定申告の時期がやってきました。
仕事柄いろいろな人の税金の相談にのることが多いのですが、その中でも今回は配当のお話です。
そこそこの規模の会社になってくると社員持ち株会というものがある会社があります。
上場していない場合、配当を受けとるときに20.42%の源泉所得税が徴収されます。
これを配当所得として確定申告すると、その人の所得の大きさにもよりますが、年収500万円ほどまでであれば源泉徴収税額の全額が返ってくることが多いです。
会社によってはこのことを社員に周知させて確定申告するように進めている場合もありますが、意外とこの制度を知らなくて何年も源泉徴収税を取られっぱなしという人もいます。
5年間はさかのぼって確定申告できますので該当する人はぜひ確定申告して源泉徴収税を返してもらいましょう(5年以内に別件で確定申告をしている人は除く)。