確定申告(消費税)

2016-02-19

個人の方の確定申告では所得税の申告をしますが、消費税の課税事業者に該当すれば所得税と同時に消費税の申告もすることになります(期限は所得税と少し異なります)。

ところで消費税の申告をしないといけない人、つまり消費税の課税事業者とはどんな人でしょうか。

要件は細かくいうと複雑なので割愛させていただきますが、簡単にいうと2年前の事業年度(今でいうと25年度)において課税売上が1,000万円を超えている人が該当します。

たとえば事業をしている人であれば売上が1,000万円超であると該当します(非課税売り上げを除く)。

ここで注意が必要なのが、本業の売り上げが1,000万円以下である場合であっても例えば仕事用の車を売った、又は買い替えで下取りに出したという場合、車の売却代金相当額も売り上げに加算して1,000万円を超えているかの判定を行います。

もし、2年後の消費税を払いたくないために売り上げを1,000万円以下に抑えているような方がいれば、こういった売上以外の課税売上に注意してください。

 

 

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