法人成り(動機その3)

2013-10-21

法人成り(会社設立)した場合のお金の残し方について、前回触れた通り節税目的で法人成り(会社設立)すると会社にも個人にもお金が残らないことが多いです。

なので、お金は残すことを意識しないと残りません。

そこで重要なのはお金の残し方なのですが、いくつか方法があります。

 

大きく分けて2通りあって、一つは内部で残す方法、もう一つは外部に残す方法です。

 

今回は内部で残す方法について話をします。

 

一つ目は社内で現金、預金の形で残すというものです。

つまり、会社の資産として現預金を増やしていくというものです。

 

この方法で現金、預金を残そうとすると、会社で利益を上げて税金を払って、その残りを残していくことになります。

大規模の企業はこういった形で現金、預金を残しています。

 

もう一つの方法は、役員報酬を少し高めに設定して個人でお金を残す方法です。

 

これらはごく一般的な現金、預金の貯蓄の方法で、これはこれでいいのですが、せっかくお金を残すのであればお金を残しながら節税にもなっているというのが理想ですよね。

 

次回は節税しながら、かつお金を残すという方法について話をします。

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