審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社はありません
審査がどこも通らないという経験をされたのは、ある意味貴重だと思います。そこまでには色々あったことが想像できます。
最初はプロミス、SMBCモビット、アコム、アイフル、レイクなどの大手消費者金融で借りたものの、つい借り過ぎてしまい返済日になったら借入総額にビックリして頑張って返済してきたものの、借金が借金を呼んで次第に首が回らなくなり、大手消費者金融以外なら審査に通るかもしれないと思って何軒か審査申込みをしてみたけれど全部審査落ち・・・
「お金を貸してくれるならどこでもいい」というなら、正規の貸金業者ではなく闇金で借りれば済みますが、闇金は違法な業者のため、返済できなければ身の危険に発展する可能性が考えられます。
中には最初は1万円だけを貸してみて本当に返済するかどうかを見極めてから信頼関係を徐々に築いていき、徐々に貸付金額を大きくしていく闇金もいるという噂を聞いたことがあります。
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社は正規の貸金業者ではない。闇金ならある。という結論です。
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社に最も近い正規の街金
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社という表現は貸金業法でアウト
貸金業法
(誇大広告の禁止等)
第16条
① 貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。
② 前項に定めるもののほか、貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、次に掲げる表示又は説明をしてはならない。
一 資金需要者等を誘引することを目的とした特定の商品を当該貸金業者の中心的な商品であると誤解させるような表示又は説明
二 他の貸金業者の利用者又は返済能力がない者を対象として勧誘する旨の表示又は説明
三 借入れが容易であることを過度に強調することにより、資金需要者等の借入意欲をそそるような表示又は説明
四 公的な年金、手当等の受給者の借入意欲をそそるような表示又は説明
五 貸付けの利率以外の利率を貸付けの利率と誤解させるような表示又は説明
六 前各号に掲げるもののほか、資金需要者等の利益の保護に欠けるおそれがある表示又は説明として内閣府令で定めるもの
貸金業者としてもできるだけ貸し出して金利の利益を得たいところですが、無職の人や多重債務者は返済できない可能性が大きいので貸せませんよね。また「審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社」という表現は誇大広告に当たり、最悪の場合業務停止になってしまいます。
今の借金を何とかする方法はあります
任意整理
裁判所を通さずに弁護士が債権者(貸金業者)との交渉を代行し、無理のない返済方法を新しく決め(和解)、借金の整理を行います。主に利息減免の手段になるため、消費者金融からの借入やリボ払いなど、高金利の借入に対して行うことが多いです。
任意整理の一番良いところは、弁護士が金融業者に連絡を取った瞬間から催促が止まります。弁護士と金融業者の交渉がまとまると減額が成立し、借金返済の計画を弁護士と一緒に立てます。その借金はリボ払い形式で膨らむことはなく、返せば返すほどゼロに近づきます。
その代わりブラックになるため、借金を返し終えたときから5年間は、新たにローンを組んだりクレジットカードを作ったりできなくなります。しかし日常生活にはほぼ何の影響もありません。
自己破産
裁判所に「借金を支払うことができない状況である」ことを申立てます。「免責許可」が下りると、すべての借金を支払う義務がなくなります。ただし、官報やブラックリストに掲載される、職業制限が発生するなどのデメリットがあります。
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社の関連Q&A
審査がどこも通らなかった場合、どうすればいい?
バイトしまくって無理する
会社員なら、仕事が終わってからの数時間をバイトに充てる。フリーターならバイトを掛け持ちする。しかし自分の労働力(=命)を提供して受取る給料には限界があります。孫悟空のように自分の分身が何体も作れれば別ですが、最初は良くてもいずれ体を壊す羽目になるのでお勧めできません。
まだ申込みしていない貸金業者に審査申込みしてみる
例えば、プロミスの審査に落ちたからアコムに挑戦してみる。アコムもダメだったのでアイフルに挑戦。それでも審査落ちしたのでレイクに申込んでみたけれど、そこも審査落ち。大手は諦めて街金を調べる。街金は全国に沢山あり、良さそうなところから審査申込みをしてみる。
審査申込みすること自体にお金はかかりませんが、もし審査に通って借入ができた場合、一時的には助かるかもしれませんが新たに借金が増えるだけです。
今借りているところに正直に相談する
貸金業者にとって一番嫌なことは、黙って返さないことです。返済が遅れるなら「遅れます」と電話一本入れる。今月の返済額が用意できないなら「今月はこれだけしか返せません」と伝える。遅れても足りなくても、その都度小まめに正直に連絡をしていれば、遅延損害金は発生するものの、連絡が取れないよりもよっぽど信用が保てます。ただ、これも「完済する」という根本的な解決にはなりません。
ナンバーズを買う
ナンバーズは3桁もしくは4桁の好きな数字を選んで買える宝くじです。自分で好きな番号を指定できるので、同じ番号を買い続けるといつかは当たります。買う度に違う番号にしていると一貫性がなくなり「仕掛けた罠」ではなくなるので、同じ番号を買い続けることが重要です。自分の誕生日の番号を買うのがおすすめです。10月12日生まれなら「1012」を買い続けます。1口200円で連続10回まで買えますが、1ヶ月に6,000円の出費になってしまいます。
普通の宝くじよりもナンバーズの方が当たる確率は高いですが、買い始めると当たるまで辞められなくなると危険です。月に1口だけ買う(200円)くらいなら負担はないのでお勧めします。
債務整理をする
債務整理には5通りの方法があります。カードローンの借金の場合、任意整理をお勧めします。
過払金請求:「払い過ぎた利息を取り戻したい」
貸金業者に支払い過ぎた利息(過払い金)を取り戻す手続きで、払い過ぎた利息を計算し、その額の返済請求を行います。借入期間が10年以上で金利が18%を超える場合は過払い金が発生している可能性が非常に高いです。
個人再生:「住宅を手放したくない」
裁判所に申立てを行い、借金を概ね1/5もしくは100万円まで圧縮し、残りの借金を原則3年間で分割返済します(稀に5年分割が認められる場合もあります)。減額後の借金を完済すれば住宅ローン以外の借金については法律上返済する義務が免除されます。なお、法人を対象にしたものを通常の民事再生といい、個人のみを対象とした民事再生を小規模個人再生・給与所得者等再生といい、いわゆる「個人再生」と呼ばれるものです。
任意整理:「家族にバレたくない」「住宅や車を手放したくない」
裁判所を通さずに弁護士が債権者(貸金業者)との交渉を代行し、無理のない返済方法を新しく決め(和解)、借金の整理を行います。主に利息減免の手段になるため、消費者金融からの借入やリボ払いなど、高金利の借入に対して行うことが多いです。
特定調停:「自分でやって費用を抑えたい」「住宅や車を手放したくない」
裁判所の仲介のもとに債権者(お金を貸した側)と話し合って、返済方法などを調整する債務整理のひとつです。弁護士に依頼せずに債務者自身で簡易裁判所に申し立てを行う必要があります。
自己破産:「とにかく借金をゼロにしたい」
裁判所に「借金を支払うことができない状況である」ことを申立てます。「免責許可」が下りると、すべての借金を支払う義務がなくなります。ただし、官報やブラックリストに掲載される、職業制限が発生するなどのデメリットがあります。